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同僚の欠点は言うが、自分の欠点は直視しない

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相手の欠点ばかりを指摘する職場で、雰囲気が悪い

「何かあると、スタッフが同僚の欠点を告げ口してきます。ですが、その欠点は、言ってきたスタッフも同じことをしているのです。人のことは分かるけれど、自分のことは気づかないものなんですね」

「スタッフは不平不満は言うけれど、改善策はなく、また、行動に移すわけでもないんです。アドバイスし合うのではなく、互いに責め合い、バラバラに行動しています。目指すところはひとつなのに助け合っていないのです」

この手の話、現場リーダーからよく聞きます。本人がいる前では何も言わないのですが、裏で「あの人のここが悪い」「あの点をどうにかしてほしい」と他人のせいにしているスタッフは多いもの。

どのスタッフもそんな状態ですと、他人のせいにしているばかりで、現場の課題が改善されません。また、現場の雰囲気も悪くなります。

他人の欠点の方がよく見え、また他人を責める方がラクな一方、自分を変えるのはエネルギーがいるからです。本当に優秀な人は、自分が足りなかった点を振り返ったり、システムを改善していきます。

相手を責めず、自分を振り返る

そんなときは、どうしたらよいのか? スタッフが他人のせいにばかりする場合、まずは、それがクセ(習慣)になっていることに気づいてもらうのがよいでしょう。クセというのは、クセになっていることに気づかないと改善ができません。

では、どうやって気づいてもらうかですが。

私がコーチングを行う場合、スタッフから相手の悪口をひと通り聞きます。全部吐き出してもらい、少しスッキリしたところを見計らって、その相手と同じことを自分でもしていないかをたずねます。

例えば、「アイツが重要な連絡をしてこないから、作業がすべて遅れてしまう。どうにかしてほしい」と悪口を言っている場合、「重要な連絡を忘れているのが気になるのですね。では、1つ角度を変えて質問をしますね。あなた自身、重要な連絡をしていないことがありませんか?」と聞きます。

「実は、相手は自分を映し出している鏡と言われます。相手の言動で気になることは、実は、自分が同じことをやっています。うすうす、どうにかしなくちゃと思っていることを、他人が堂々とやる。だから、とても気になってしまうのですよ」とお伝えすると、たいていの場合、ハッとした顔になります。

「確かにそうです。自分にもそういう点があります」と自分のやっていることを振り返ってくれることが多いです。
ここに気づいていただければ、あとは話は早いもの。「相手に嫌な点が見えたときは、それこそ、自分が変えるべき点なのです」と伝えます。

相手の嫌な点は、自分が変えるべき点

「相手の嫌な点は、自分が変えるべき点」ということに現場スタッフ全員が気づけると、雰囲気の良い職場になります。誰もが他人を責めずに、自分の改善に力を注ぐようになります。

職場の上司やリーダーがそのように指導できるとよいでしょう。仕事中に片手間に話すのではなく、短時間の面談、または、食事や飲み会の席で話す方が、相手が気づきやすいと思います。

ですが、確信をもってうまく伝えられない、何と伝えればいいか分からない、自分からだと真剣に聞いてもらえない、そんな場合もあります。そういった場合は、コーチや研修講師など、外部の力を借りるのもよいでしょう。

信頼のおける専門家(研修講師、人材育成コーチ、キャリア・コンサルタントなど)に話してもらうと、説得力があり、素直に聞いてくれる場合が多いです。
会社内部の人間同士だと、距離が近すぎてしまうからです。例えば、同じアドバイスでも、お父さんからアドバイスされるより、親戚のおじさんからアドバイスされる方が聞き入れやすいというのと似ています。

個別のコーチングや研修などは敷居が高い、なかなか時間が取れない、コストがかかりすぎると考える方もいらっしゃるかもしれません。

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