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中小企業の社長が直面する悩みーー マネージャー育成がうまくいかない理由と解決策

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会社が成長するほど、社長の負担が増える?

こんにちは、キャリアコンサルタントの小関珠緒です。

私は20~100名の中小企業の人材育成に携わっています。

 

中小企業でよくあるのが、「社長が優秀だからこそ成長した会社」です。


優秀な社長が一人で事業を引っ張り、業績を伸ばし、

気がつくと社員や店舗が増えている…!

このこと自体は素晴らしいですし、社長も社員も嬉しいことでしょう。

 

しかし、ここで壁にぶつかることが多くなります。

業務量が増えたため、社長がすべて見切れない…
優秀な社員をマネージャーに昇格させたが、思うように動いてくれない…
社員教育が行き届かず、マネージャーが混乱している…

 

社長は「このままではいけない」と感じながらも、日々の業務に追われ、
気づくと、マネージャーの相談対応ばかりしている…!

このような「中小企業の経営課題」に悩んでいる社長は少なくありません。

ある店舗の社長は、マネージャー育成が十分にできないまま、優秀な社員をマネージャーに昇格させました。

その結果、マネージャーは「何をすればいいか分からない」状態に陥り、店舗業務がうまく回らなくなりました。店舗スタッフやパートからは文句を言われ、お客様のクレームがあり、社長からは怒られるという板挟み状態。

事あるごとに、マネージャーは社長に相談するようになります。

社長は「本当は経営に集中したいのに、気づけば現場の細かい相談や愚痴ばかり聞いている…」と嘆くようになりました。

 

マネージャーが成長しない理由はどこにある?

「優秀な社員にリーダーやマネージャーを任せれば、部下をまとめてくれるはず」
そう思っていたのに、実際には…

🛑 マネージャー自身が何をすればいいのか分かっていない
🛑 部下を指導するより、自分でやった方が早いと思ってしまう
🛑 マネージャーが自信をなくし、仕事を抱え込む

中小企業では、
プレイヤーとして優秀な社員をマネージャー・リーダー(管理職)に昇格させるケースが多いです。

ですが、優秀なプレイヤーだった社員が、突然マネージャー・リーダー(管理職) になると、
マネージャー業務の基礎を学ばないまま昇格するため、
「何をすればいいのか分からない」と管理職が機能しない状態に陥りがちです。

例えば、ある企業では、売上成績トップだったAさんをリーダーに抜擢。

しかし、これまでの「自分が動けば結果を出せる」という感覚が抜けず、
部下に仕事を任せられずにすべて自分で抱え込むようになってしまいました。

結果、業務がパンクし、部下の教育もできず、チーム全体の生産性が落ちることに…。

Aさん自身も「リーダーになったのに、なぜか仕事が増えて苦しい」と悩んでいました。


その結果、社長のもとにマネージャーからの相談が増え、時間を奪われてしまう…

「管理職が育たない」「リーダーシップスキルが不足している」ことが、
中小企業の大きな課題
になっています。

 

「社長がすべて見なければならない状態」から脱却するには?

 この状況を抜け出すには、まず「マネージャーの育成体制を整えること」が重要です。
ただし「頑張れ!」と任せるだけでは、管理職は育ちません。

🔽中小企業が取り組むべき「マネージャー育成の仕組み」 🔽

マネージャーの役​​割を明確にし、心理的負担を軽くする
🔹「何をすればいいか分からない」という不安を取り除く
🔹「プレイヤー」と「管理職」の違いを理解してもらう
🔹「チームの成果を出すこと」がマネージャーの仕事と認識してもらう

マネジメント教育の体制を整える
🔹 「プレイヤー業務」ではなく「マネジメント業務」にシフトする方法を教える
🔹 「目標設定」「部下の育成」「チームマネジメント」などの基本を学ぶ
🔹 「一度教えたら終わり」ではなく、継続的に学べる環境 を作る

マネージャーの評価制度を整える
🔹「数字だけで評価しない」仕組みを作る
🔹チームの成長・後輩の成長を指標にする

 

社長が経営に集中するために、どうしたらよいか?

「社長が動かないと会社が回らない」という状態では、企業の成長が止まってしまいます。

社長が経営に専念できるよう、マネージャーを育成し、

任せられる体制を作ることが重要です。

 

実際に、ある企業では「マネージャー研修+定期的なキャリアコンサルタント面談」を導入したことで、社長への相談件数が大幅に減りました。

最初は不安だったマネージャーも、マネジメントの基本を学ぶことで「自分で考えて判断できるようになった」と変化しました。

社長も「以前は、ことあるごとに個別相談(愚痴を含む)をされていたが、今は週1回のマネージャー会議だけで済むようになった」と、経営に集中できる環境が整いました。

 

「社長が指示を出さなくても動けるマネージャー」 を育てることで、
企業はさらに強く、成長し続けることができます。

「マネージャーが育たない」という悩みは、正しい育成の仕組みを作ることで解決できます!

 

まとめ:マネージャー育成を強化し、社長が経営に集中できる会社へ

中小企業が成長すると、「マネージャーが育たない」問題が出てくる
マネージャーが機能しないと、社長の負担が増える、経営に集中できなくなる
「マネージャーを育成する仕組み」を作ることで、組織がスムーズに回るようになる

 「管理職の育成に悩んでいる」「マネージャーの教育体制を整えたい」という社長は、
ぜひご相談ください!

お問い合わせは、こちらからどうぞ。

この記事を書いた人
人材育成コーチ/キャリアコンサルタント 小関 珠緒

女性スタッフを抱える男性経営者向けにスタッフの人材育成を行っている。
コーチングなど個別面談、リーダー研修、コミュニケーションセミナー、人事評価制度の設計と運用などを行い、企業の成長をサポート。
人あたりのよさで本音を引き出し、相手の性格・強みに合わせて本質を突く指導が好評。


・国家資格 2級キャリア・コンサルタント技能士
・国家資格キャリアコンサルタント(JCDA会員)
・一般社団法人日本マインドセット協会(JMSET)認定インストラクター