ここに注意!成長を止めてしまう6つの原因とは?
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人材育成コンサルタントの小関です。
スタッフの中で、成長が止まってしまっている、いわば「現状維持」の方がいます。
そんなスタッフの背中をどうにか押したいのですが、なかなか難しいこともあります。
「ここに気づいてくれたらなぁ」という思いも込めて、共通する特徴を6つにまとめました。
ここに気づいて行動してくれたら、一歩抜け出せるのになぁ…と思うことばかりです。
目次
成長を止めてしまう原因 ①自分の欠点を認められない
自分の欠点を知ろうとしない、認めようとしないと、成長が止まります。
例えば、ダイエットするとき。
まず鏡で自分の裸の全身を見ることから始まります。どこに贅肉がついていて、どこの肉を落としたいのか…を客観視します。
または、ダンスなどでスキルを上げたいとき。
自分の踊っている姿を動画に撮り、どこがよくないのか、うまい人とはどこが違うのかを客観視します。
自分のよくない点(欠点)や改善点を、客観的に把握するのです。
そうしないと、どこを直せばいいか分からないからです。
これらと同様に仕事において、自分自身の欠点は何なのかを冷静に客観的に把握すること。
これが非常に重要です。
欠点は見てみないふりをしがちです。
自分の好きではない部分を見て落ち込んだり、どうにもできないと諦め気分になったりと、ネガティブな感情を揺さぶられるからです。
ですが、その嫌な感情を乗り越えて、自分自身を客観的に見つめ、欠点を認めること。
すると、欠点をカバーする方法を考えたり、欠点のよい面を伸ばそうと行動し始めることができます。
その行動が成長へとつながっていきます。
成長を止めてしまう原因 ②うまくいかない思考パターンに気付かない
「あとでやればいいや」
「できないのは、人数が足りないせい」
「誰かがやってくれるでしょ」
「あの人に比べて私なんて…」など
このような、うまくいかない思考パターンをもっていると、当たり前ですがうまくいきません。
ですが、それがうまくいかない思考パターンだと気づいていない場合が多いです。
無意識に、あまりにも自然にそのように考え、疑うことなくそのように行動しています。
まずは、自分の思考パターンに気付くことが大切。
ですが、なかなか自分では気づけないものです。
先輩、上司、社長など他人が気付いたときに、部下に指摘できるとよいですね。
率直に伝えられる人間関係をつくっておきましょう。
成長を止めてしまう原因 ③うまくいかない思考パターンを手放せない
うまくいかない思考パターンに気付けたら、次は「うまくいく思考パターン」に変える必要があります。
ですが、うまくいかない思考パターンに気付いたとしても、手放せない人も多くいます。
なぜなら、うまくいかない思考パターンは習慣化されて、自分の脳と身体に刻まれているからです。
習慣化されている食べ方や歩き方を変えるのが大変なように、
習慣化されている思考パターンを変えるのは時間がかかります。
ですが、習慣は変えることができます。
1日1度ずつ変えるという気持ちでいきましょう。
30日経ったら30度、90日経ったら90度、180日経ったら180度変わっている(つまり正反対にいる)…そのような長いスパンで考えます。
日々の心がけと努力の積み重ねで、変わっていけます。
成長を止めてしまう原因 ④感情のコントロールができない
「上司の言葉にカッとして、言い返してしまいます」
「失敗して落ち込んだ気分を引きずり、仕事に支障がでます」
「後輩の言動にイライラして、強い口調で怒ってしまいます」など
感情に振り回されて、望まない行動をしてしまう人がいます。
人間ですから、どの人も感情や感情の波はあります。
感情をなくすことはできません。
では、どうするか?
色々な方法がありますが、まずは自分自身や、自分の感情を客観視しましょう。
「ああ、自分はこういう言葉を言われると、感情が動くんだ」
「自分はこういう状況になると、自己否定するタイプだ」など、
まず自分の感情の動きをよく知ることです。
それだけで感情がだいぶ落ち着くことでしょう。
また感情のパターンを知ることで、適切に対処をしていく方法も見つかってきます。
この話は長くなりますので、また別の機会にお伝えします。
成長を止めてしまう原因 ⑤他の視点から見られない
自分自身のことを「お客様」「他部署スタッフ」「上司」「社長」「取引先」などの他人の視点から見られないと、成長が難しくなります。
自分視点で行動している内は、ひとりよがりや自己満足だったりし、自分はいいと思っているが、他人から見ると評価が低いということはよくあります。
相手からどう見られているかを意識し、相手が喜ぶ・相手の役に立つ自分になれるように、自分を変えていくこと。これが成長につながります。
会社内では、他人目線で考えることの大事さを伝えていきましょう。
成長を止めてしまう原因 ⑥我が強すぎる
我が強いとは、自分の意見を主張し、意見を押し通す性格です。それはあながち悪いことではありませんが、我が強すぎると成長が止まります。
自分が正しいと思い込み、変えようとしないからです。
仕事では柔軟性も求められます。
自分の正しさを主張しすぎることで、目標達成から遠くなるのであれば得策ではありません。
その方の主張は受け容れつつも、頑固にならずに、変えるべき点は変えていけるよう指導できるとよいでしょう。
成長を止めてしまう原因は以上です。
なかなか変えていくのが難しい点ばかりかもしれません。
今日言ったから、明日からすぐ変わるというものでもありません。
ですが、日々、少しずつ意識して、少しずつ改善していくことで確実に変わっていけます。
人材育成は長丁場。
コツコツと積み重ねて、強い人、強い会社をつくっていきましょう!
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